2013年04月29日

野菜は食べる美容液

おはようございます。
穏やかな休日、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、既にご存じの方も多いと思いますが、
「デザイナーフーズ」のお話。

「デザイナーフーズ」とは、
NCI(米国国立がん研究所)が、
現在までの疫学的研究からがん予防に効果のある食品として、
約40種類の野菜や果物を発表したものです。(1990年)

第1群ほど、効果(重要度)が高いとされています。
では早速、効果の大きい野菜群から・・・・。

第1群
にんにく、きゃべつ、甘草、大豆、しょうが、
セリ科(にんじん、セロリなど)

第2群
たまねぎ、茶、玄米、ターメリック、亜麻、
全粒小麦、柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ)
ナス科(トマト、ナス、ピーマン)、
アブラナ科(ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ)

第3群
マスクメロン、バジル、タラゴン、からす麦、はっか、オレガノ、
きゅうり、タイム、あさつき、ローズマリー、セージ、じゃがいも、
大麦、ベリー類


お野菜、何を買おうかしら?
と迷った時は、がん予防に効果がある食べ物で旬のものを、
意識するようにしています。

朝一番の有機無農薬のニンジンジュース(ヒカリ)と
発芽玄米ごはんの和食+根菜類の味噌汁は、
毎日実行していますので、
それに+α、ますます健康にしてくれそうなお野菜達を選びます。


それから、5 A DAY 「ファイブ・ア・デイ」がありますね。
1991年に、アメリカのPBH(農産物健康増進基金)と
NCI(米国国立がん研究所)が協力して始めた健康増進運動です。

これは、1日野菜を5皿以上を摂取しましょうという運動で、
いまでは、世界30か国以上で実施されているようです。

この運動によって、米国内では野菜や果物の摂取量が増加傾向になり、
生活習慣病での死亡率が減少傾向になるなど、
成果が広がっています。


野菜には、抗酸化物質がたっぷり含まれています。

抗酸化物質とは、
ビタミン・ミネラル・ファイトケミカル・SOD酵素など。

これらは、活性酸素を消去する働きをしてくれます。

この働きが、がん予防をもたらしますが、簡単には、老化防止。
身体の中の細胞が歳をとらなければ、
もちろんお肌も内側からどんどんキレイになってくれます。

身体の外からキレイにすること(高価な美容液を買うこと)には興味がなく、
身体の内側からキレイにすることが大好きな私は、

ビタミン・ミネラルたっぷりの安全で美味しい野菜を、
「食べる美容液」として、選んで購入して、美味しく食べています。

どんなに高い野菜でも、高価な美容液を買うよりは断然安く済みますし。

これも私にとっては、健康にキレイになれる節約術の一つかなと
最近つくづく感じています。
  


Posted by kitten at 10:10Comments(0)がんの予防ポイント

2007年10月06日

代替療法

少し前の「がんの予防・治療、知っておきたいポイント~今日から実践したい10か条~」の続きです。

今回は、代替療法について。
西洋医学と比較して、以下のような言い方も出来るようです。

代替療法とは、こころといのちのエネルギーを回復したり高めるものが多いので、「癒しの方法」

そして、体の故障を治す西洋医学は「治しの方法」

そう考えると代替療法と西洋医学の役割は違いますので、
両者をあわせればより効果は期待できるのかもしれません。

世界では、代替療法もかなり大きい割合で取り入れられている国もあるようですが、
日本では、まだまだ少ないとも言われています。

今回は良い・悪いということではなく、
情報提供としてご紹介したいと思います。



自分にあった代替療法は?

~選ぶ人のための8つの分類~

代替療法の多くは、人間をまるごと対象にしているため厳密な分類はできないようですが、
選ぶときの参考のために8つの分類別にご紹介しています。

1心に働きかける療法
リラクセーション法、自立訓練法、バイオフィードバック、イメージ療法、瞑想、
SAT療法、催眠療法、音楽療法、芸術療法、生きがい療法、笑い療法、
アニマル・セラピー、カウンセリング

2手で癒す療法
指圧、整体、柔道整復、AKA博田法、オステオパシー、カイロプラクティック、
リンパ・ドレナージュ、リフレクソロジー、シン・インテグレーション

3体に刺激を与える療法
鍼灸、自律神経免疫療法、びわ葉温圧療法、吸い玉療法、矢追インパクト療法、
デトックス療法、冷えとり健康法

4体を動かす療法
ヨーガ、気功、アレクサンダー・テクニーク

5食べる療法
マクロビオティック、薬膳、幕内式食事療法、酵素栄養療法、甲田式少食法、サプリメント

6エネルギー場を整える療法
ホメオパシー、パッチ・フラワーレメディ、サイマティクス(音響療法)、ヒーリング、
セラピューティック・タッチ、色彩治療(レインボー医学)、マイナスイオン療法、感方薬

7心身に多角的にアプローチする療法
温泉療法、アーユルヴェーダ、シュタイナー医学、西医学、アロマテラピー

8心身に優しい診断法

EAV、気診、バイ・ディジタルO-リングテスト


知らない単語も数多く見られました。
勉強不足ですね~^^;


引用 食べ物通信9月号  発行:食べもの通信社
  

Posted by kitten at 20:30Comments(0)がんの予防ポイント

2007年09月28日

今日から実践したい10カ条 その2

おはようございますicon01

今日は、月に1度の東京ヨーガ教室の日。
朝の7時すぎに家を出るために、ちょこっと急ぎながらブログを書いていますface06


それでは、早速、
「がんの予防・治療、知っておきたいポイント~今日から実践したい10か条」の続きです。


6・毎日の軽い運動、週一回は激しい運動を。

適度の運動は、免疫力をあげます。
ウォーキング程度の軽い運動を1時間、それに加え週1回の激しい運動(水泳やテニスなど)が目安。
肉体労働者は、休日はむしろ休んだほうが良いそうです。

ウォーキングも、続けることでがんのリスクは下がります。

忙しい方には、「ながら運動」を。
歯を磨きながら、スクワット。
新聞を読むときは、自転車こぎ。
テレビを見るときも、その場で駆け足。
電車にのったら、片足立ちで筋力を鍛える。などなど・・・・
自分に合ったスポーツ機器を活用することで、時間を有効的に使うこともできます。


7・ストレスのたまらない生活習慣を。

物の見方を変える。
リラクゼーションを心がける。
趣味・感動・感謝の生活を心がける。
それぞれ、ストレスを上手に発散できる方法を見つけたいものです。

リラックスをして、免疫力をあげるためには、やはりお風呂。
週に5日は、40度以下のお湯にゆったり入りたいです。



8・十分な睡眠時間を

慢性の睡眠不足は、免疫力を下げ、がんになりやすく寿命を縮めます。



9・アルコールは摂らないか、日本酒で1~2合程度に。

過剰のアルコール摂取は、免疫力を下げますが、
お酒を全く飲まない人と比べて、1日1合飲む人の方が、がんになりにくいと言います。
血流も良くなって、軽く免疫力をあげるようです。
お酒を飲まれる際には、必ず休肝日を作った方が、長生きし、がんも少ないようです。



10・禁煙を続け、受動喫煙も避ける

タバコは、がんの原因の3割。
できるだけ避けて生きたいと思います。


引用 食べ物通信9月号  発行:食べもの通信社
  

Posted by kitten at 07:04Comments(2)がんの予防ポイント

2007年09月27日

今日から実践したい10カ条 その1

大切な大切な知り合いが、
「がん」と戦っているという知らせを耳にしました。

様々な情報に翻弄されることなく、どうか心穏やかに、暮らせますように・・・☆
そして、克服して元気な笑顔で再会したいと願っています。

そんな時に、去年から一年間購読させていただいている「たべもの通信」が届きました。
今月号の特集は、
「がんの予防・治療、知っておきたいポイント~今日から実践したい10か条」でした。
なんというタイミング!!

早速、こちらの雑誌を知らせてあげたいと思っています。



以下、健康増進クリニック院長の水上治氏から抜粋します。

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日本人の最大の死因はがんです。

がんは、食事・運動・ストレスコントロールが非健康的であるがゆえに、
自己治癒力が低下し続けて生じた病態です。
がんの予防には、生活の質(QOL)を高めることがなにより大切です。

がんは、あらためて生活習慣病であることを強調したいと思います。

進行再発がんでも、食事・運動・精神面を見直して自己治癒力をあげれば、
進行が遅くなる可能性があります。

生活の質をを高めるためには、自分で何が良いものかを、
判断ができるように勉強を重ねなければなりません。

そして、がんの治療に大切なことは、患者さんが希望を持つことです。

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生活習慣の点検でがんリスクを減らし、
少しでも、自己の免疫力をあげ、予防をしてきたいと思います。



それでは、
「がんの予防・治療、知っておきたいポイント~今日から実践したい10か条~」

いままで勉強してきたことも補足しながらのご紹介です。
(参考文献:食事改善で真の健康を作る 井上明著)


1・野菜を豊富に。果物は適度に。

野菜の摂取運動は世界的にも展開され、アメリカでは摂取量の増加とともに、
がん疾患も減っています。
一日に必要な野菜の摂取量は、350g。(以前のブログでもご紹介しておりますが・・・)
また野菜や果物に含まれる約1万種のファイトケミカル(植物性化学物質)の抗酸化作用が、
がん予防に役立っていることがわかってきています。



2・未精白穀類・イモ・豆・海藻・種実類を豊富に。

主食の米は、白米よりも未精白米が◎。
このブログを読んでいただいてる方は、もう既に何度も登場している玄米。
その他の雑穀(アワ・キビ・トウモロコシなど)とともに摂取を増やします。
イモ・豆類・海藻・種実類も日本人の摂取量が減っており、
バランスの良い和食を十分に噛むことが大切です。
今、急増している大腸がんの原因は、油の摂りすぎとともに、食物繊維の不足があげられます。



3・油の過剰摂取をやめる。
脂質は質を考慮し、n6系の脂肪酸を減らし、n3系の脂肪酸を増やす。


昭和30年代に比べると、油の摂取量は平均3倍、多い人で約10倍と言われています。

人間に必要な必須脂肪酸(体内で作られずに、食べ物から摂らなければならない脂肪酸)は、
n6系(リノール酸など)とn3系(アルファ・リノレン酸)の2つ。
WHO(世界保健機構)によると、この必須脂肪酸であるn6系とn3系の割合は、
4対1で取るのが良いと報告されています。

そして、一日に必要なn6系の脂肪酸であるリノール酸は、ご飯二杯半で摂取することができます。
野菜や海藻にもリノール酸は含まれています。
あえて、油料理を摂らなくても、普段の食事で必須脂肪酸のn6系は、摂取できます。

しかしながら、20年前からリノール酸がコレステロールを下げると宣伝されてきたことから、
この割合が10対1、20対1にまでなっている場合もあるようです。
がんだけでなく、昨今増加しているアレルギー性疾患の要因ともあげられるのが、
このリノール酸の過剰摂取です。

n3系は、魚油・シソ油・エゴマ油・亜麻仁油です。


補足:
ほとんどの植物油には、多くのリノール酸が含まれます。
※植物油でもリノール酸が少ないものとして、オリーブオイルがあげられます。
※グレープシードオイルは、リノール酸をとても多く含んでおりますので、
摂取時には、お魚を一緒に摂るなど注意が必要です。



4・お肉を控えめに。

今、日本人のお肉の摂取量は80g。
お肉が多い食生活は、欧米型がんを招くことがわかっています。
食の欧米化で、部位別がんの罹患率が大きく変化しています。
お肉を毎日食べる人は、食べない人に比べて前立腺がんのリスクは6倍。
女性でお肉が好きな場合は、乳・卵巣・子宮内膜がんが増えているようです。



5・お魚を取る。

魚は、前の項目3でもあげたように、n3系の不飽和脂肪酸のEPAやDHAを摂取できます。
しかしながら、有機水銀の残留問題は心配があります。
大型魚は、残留量も多いので、食べる時には、小魚を摂るように注意をしたいものです。



・・・・つづく

引用 食べ物通信9月号  発行:食べもの通信社
  

Posted by kitten at 16:54Comments(0)がんの予防ポイント