2008年09月08日

2008年 京都研修3日目

今日の郡山は、とぉっても良い天気でした。
週明けに良いお天気ですと、やりたいことが沢山でてきちゃいますface02

さて、京都研修のまとめ、最後の3日目です。


6:00~起床


6:30~本堂 朝の勤行

7:00~8:00朝の行法実習

最終日の行法実習は3会場に分かれて行います。
去年は、瞑想の会場に行きましたので、
今回は、「バンダ・ムドラー」の八田捷也先生の会場へ。

ハタ・ヨーガにとって、このバンダ体操とムドラー体操は、
非常に重要な部分を担っています。

バンダとは、引き締め。喉やお腹・肛門を引き締めて骨盤全体を引き締めていく方法。
肛門にある抹消神経を解して、自律神経のシステムに刺激を与えます。
ムドラー体操とは、霊的な力の発現を目的としています。(「ヨーガ入門」より引用)

行法実習では、

バンダは、喉とお腹と肛門を引き締める方法ではありますが、
止息の時間を長くすることが深める方法にもなる


と教えて頂きました。
どれだけの時間、とどめていられるか、その間自分を感じて、自分の内面に心を向けていくことで、
ムドラー的な体操が出来てくるというお話でした。

バンダとムドラーを含めながら、太陽礼拝の体位法を行いましたが、
かなりキツイかったです・・・・。
ゆっくりと行い、それぞれのポーズで保持、呼吸に合わせて行います。
キツイのですが、その後のシャバ・アーサナは、最高の心地よさicon06
体中、かなり引き締まった気がします^^


9:30~10:30 理論研修「ヨーガ禅を深める~ハタ・ヨーガとラージャ・ヨーガ~」
こちらも、八田捷也先生が講演してくださいました。

私にとって、この夏季研修会は、
行法実習の他に理論研修があることも大きな魅力の一つです。
内容の理解まではまだまだ難しいですが、
昨年より、多少知っている語句が多くなってきたことを少し嬉しく感じました。

その中で、「ヨーガ・スートラ」が書かれた紀元前6・7世紀から、
(文明は進歩しましたが)
我々の心はどのくらい進歩したといえるでしょうか?
という八田先生のその問いにハッとさせられました。

哲学が根底にあるからこそ、身体と神経と精神を調えていくこのヨーガが、
大変面白いと感じた瞬間でもありました。
二千年近くの時を経て、
こうして勉強ができる環境にいる私は、本当に幸せ者です。

ラージャ・ヨーガに関しては、ゆっくりと自分なりに勉強して、
理解が深まった時に、いつかご紹介していきたいと思っています。


10:30~11:30 質疑応答

11:30閉会式

12:00解散


3日間のヨーガ三昧な日々を終え、閉会式の最後の最後に、
「オームシャンティ」を唱えると、じわっと胸をこみ上げてくるものがありました。

家族をはじめ周りの方の理解と援助に支えられ、
今年もこうして研修会に参加し、無事に終了することが出来たこと、
貴重な体験を数々とさせて頂ける環境に、
なんとも言えない温かい気持ちで胸がいっぱいになりました。


サットサンガやグループディスカッション・質疑応答などでは、
参加者のヨーガ体験談etcも盛りだくさんでした。

・毎日、目の体操を行い、視力が回復した方。

・腰を骨折して歩けないはずが、姿勢を正して、完全呼吸法を行い、
痛めた腰に負担をかけなければ、立つことも歩くこともでき、
お医者様も驚かれるほどに、回復された方。

まさしく、腰に負担をかけない、人間本来の正しい姿勢を保てるならば、
腰を痛めていても、立つことが出来るということを実証されたようですicon12本当にスゴイ。

沢山の貴重な体験談を聞くことが出来て、
身体の神秘性・順応性・奇跡性を感じた3日間でもありました。

講師の先生方・スタッフの皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。


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Posted by kitten at 17:37 │Comments(0)京都研修
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