2007年07月02日

フードマイレージ

今朝は、朝からドジをやりました。
いつもどおりに起きて、
「!!!!!!!」
お米を炊き忘れたことに気付きました。
頭をぐるぐるさせても、今日に限って残りご飯・冷凍ご飯も全くなく、
我が家は、玄米オンリーな食生活!!
給水時間が、6時間はかかります。

・・・・やってしまいました。
朝から、野菜たっぷり煮込みうどんとなりました。
ごめんなさいicon15

玄米食生活の要注意事項かもしれません^^;


気を取り直して今日は、
先日、ご紹介した新聞で知った、「フードマイレージ

フードマイレージ(food mileage)は、
「食料の(=food)輸送距離(=mileage)」という意味。
重量(トン)×距離(Km)で計算します。

食品の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、
遠くから食料を運んでくると大きくなります。

1994年にイギリスの消費者運動家のティム・ラング Tim Lang 氏が提唱した概念。
日本では、農林水産省農林水産政策研究所(所長・篠原孝=当時)によって、
2001年に初めて導入されました。

遠くから来た食べ物は、近くで取れた食べ物より、輸送時にCO2も沢山出しています。

例えば、アメリカ産のブルーベリー200gは、日本産の物に比べ、
距離の差は、11,686km。
CO2排出量にして、2.77kg。

この考え方の根本には、「地産地消」の考え方があると言います。
生産地と消費地が遠くなればなれるほど、
輸送に関わるエネルギー(CO2排出)が多く必要になり、
環境負荷に加担するほか、
発展途上国と先進国という組み合わせだった場合には、
生産地が消費地からの大きな経済的圧迫を受ける可能性があります。
こちらは、以前の「フェアトレード」のお話に繋がってきます。

そして、このフードマイレージが高ければ高いほど、
その消費地は、「食料に対して贅を尽くしている」と解釈されるらしいです。

さて、日本は・・・・
もちろん?世界第一位!!!
2位は韓国。3位はアメリカ合衆国。4位イギリス。5位ドイツ・・・・・・。
だたし、この一位は、群を抜いている結果です。


国名        総量          国民1人あたり  ※単位はトン×キロメートル
日本         9002億800万       7093
韓国         3171億6900万       6637
アメリカ合衆国   2958億2100万       1051
イギリス      1879億8600万       3195
ドイツ         1717億5100万       2090
フランス       1044億700万        1738


これについて農水省幹部は
「現代の日本人が、歴史上のどの時代における、
どの国の王侯貴族よりも、贅沢な食事をしていることになっている」
と解説しています。

遠距離を輸送された食べ物を食べるだけで、
環境負荷に加担していることは、明らかface07

また、フードマイレージが低ければ低いほど良いとも限らず、
消費地の近くで栽培するために、エネルギーを必要(温室維持や特別な飼料)とするならば、
適地適作で自然の力に頼って栽培された食べ物を輸送した方が、
全体的な環境に与える負荷が少ない場合もあるそうです。

ん~、納得しました。
それにしても、日本のフードマイレージの高さには、びっくりしました。




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Posted by kitten at 20:04 │Comments(2)ロハス生活(Lohas Life)
この記事へのコメント
たまには、そんなこともありますよ^^;

フードマイレージのお話は、去年のいわき明星大学での「環境スクールで教えていただきました。
日本の輸入量は、1975年は3000tだったのが、2000年には6000t弱にまで増えているようです。
わが国の海外農産物への過度の依存は、土壌浸食(沢山収穫するために、土壌浄化力を超えた施肥を行うことにより起こる)などの形で、外国の生態系破壊も促進させることにもつながっているんですって。
そういった視点からも地産地消をこころがけていきたいですね。
Posted by やぶ at 2007年07月03日 07:39
やぶさま

こんにちは。書き込みありがとうございます。
慰めのお言葉、身にしみます~。

やぶさまのご意見、勉強になります。
さすが^^

日本の国内自給率40%という数字と、贅沢嗜好が、
物語っている輸入量の激増。
土壌浸食のお話も納得です。
今は良くても、このツケは間違いなく、
未来の私達にふりかかってくる問題ですよね?

自然栽培・適地適作という言葉通りに、
自然に沿った作り方をした食べ物を食べていきたいです。

遠い外国の物を買うor食べる時には、
少し考えるようになりそうです。

そして、地産地消を実践できるこの環境に、ますます感謝し、
続けていこうと思います。
Posted by kitten at 2007年07月03日 14:25
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