2006年11月23日

調理法の陰性と陽性

マクロビオティック料理の大きな考え方のひとつである、
陰陽五行説についての続きです。 

食べ物には、陰性のものと陽性のもの、そして中庸のものがあることは、
ご紹介しましたが、

もうちょっと、詳しく書いてみたいと思います。

「陰性」「陽性」と言う言い方は、「何かに比べて・・・」陰か、陽か・・・であると言うことです。
例えば、「ごぼう」は、 陽性です。
これは、野菜の中では、「陽性」ですが、
お肉と比べた場合には「陰性」になります。

(肉と野菜では肉=陽、野菜=陰です)

また、「ごぼう」自体にも、皮の部分と芯の部分、葉に近い部分と根の先の部分
に陰と陽は、あります。

どんな食材にも、「陰性」な部分「陽性」な部分はあると言うことです。

実ごと・皮ごと・あく抜きせずに食べることにより、
調和された食材となります。
まさしく、一物全体食の考え方に納得でした。


食材だけでなく、調理法にも陰性と陽性があります。

陰性      ←          ←中庸 →               →  陽性
電子レンジ   電子調理 蒸す 茹でる 煮る 焼く 炒める       揚げる 


陰性の食品でも、加熱の方法や、陽性の食品と組み合わせて調理することにより、
陽性の性質、もしくは中庸の性質に近づけることができます。
例えば、体を冷やす陰性のジャガイモを炒めると、中庸に近づきます。

面白いですねface02

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Posted by kitten at 14:05 │Comments(0)マクロビオティック
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沖縄料理【健康管理特集】at 2006年11月23日 21:23
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