2011年03月19日

原発 放射能 対策 食事から身を守る方法

まだまだ予断ならない原発の報道に、
心が乱されそうになります。

体と神経と精神とを調えるためのハタ・ヨーガ。
こんな時にこそ、自分自身を見つめるために行法と理論の勉強が救ってくれています。

今勉強している本『バガヴァット・ギーター』の中で、昨日ふと目にとまった内容は、

不幸において悩まず、幸福を切望することなく、愛執、恐怖、怒りを離れた人は、
叡知が確立した聖者といわれる。

第二章五六より


30年近く関東で暮らし、エネルギーに不自由なく過ごしてきた私が、
福島県郡山市に嫁いできて震災にあい、
首都圏に電力を送り続けてくれた原発の恐怖を知るというのは、
何か意味があることなのだと思います。

今は、この状況下で、どう考えどのように生きるかを試されているような気がします。


5年ほど前に書いた記事でも触れていますが、
もう一度。


◆長崎原爆
爆心地から1.8メートルほどにあった聖フランシスコ病院の医院長秋月辰一郎先生と医療スタッフ、
そしてその患者さんは放射能疾患に取りつかれてしまいます。
秋月先生の行った処置は、玄米ご飯、味噌汁、醤油汁、わかめなどの海藻、北海道産のかぼちゃ、
食塩などの食事を摂ること徹底させます。
そして砂糖禁止、甘いお菓子を絶対禁止。
その結果、先生と医療スタッフ、患者さん全て、被曝による犠牲者を一人も出さずに済んだそうです。


◆広島原爆
被曝され、生死をさまよい一命をとりとめた平賀佐和子さんは原爆症に毎年悩まされていた時、
玄米食に出会い、健康を取り戻し、元気に7人のお子さんに恵まれました。
このとき、平賀佐和子さんは、玄米ご飯を1口に100~200回かけて噛んだといいます。

◆三重県で発生した農薬入りぶどう酒事件
玄米常食者の浜田のりこさんだけが無事でした。


日本綜合医学会理事の井上明氏のブログには、
上記の長崎原爆と広島原爆を乗り越えたお話がもっともっと詳しく書かれています。
どうぞご参考下さい。



原発 放射能 対策

食事から放射能を放出する方法。
~自分と家族を守るために~


・玄米に黒すりゴマ塩(1口100回以上噛む)
・海藻と本物の味噌(わかめの味噌汁など) 
・発酵食品を摂る。(味噌、梅干、納豆、漬物)
・砂糖、小麦粉、牛乳、果物、アルコールは放射能被害の症状を悪化させるため、摂らない。


ご参考まで。
いろいろな玄米の炊き方 全7記事
玄米の炊き方 電気炊飯器編
玄米を食べる時の注意点
玄米は、消化が悪いですので、よく噛むことが何より大切です。


水も電気もガスも食料もない状態の被災者の方がいる中、
ガソリンが手に入らず、スーパーは品薄な状況の中で、
このような記事を書くことに少し迷いはありましたが、

福島県人として、
原発、放射能に対し恐怖を抱いている人間として、

知っていることは一人でも多くの人にお伝えして、
みんなで元気に乗り切って生きたいと思って書きました。

先人達が原爆という恐ろしい経験を克服された方法を、
今私たちでできる範囲で行っていければと思います。

不愉快な思いをされる方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。

日本を信じて、東電を信じて。
命をかけて頑張っている人の無事を祈って。
そして、自分の生きる力を信じて。
  


Posted by kitten at 15:25Comments(4)放射能対策