2008年02月08日
健康日本21
先日、友人に教えて頂いたホテルハマツで行われた医学博士 中原英臣氏のセミナーに行ってきました。
お題は、「健康と医療」
結論は、一言。
健康は自分で守ること。
前に「健康情報番組に惑わされないために・・・」と題して記事でも書いたことがありましたが、
中原先生も、「健康になるには、健康情報番組を見ないこと!!」といっておられました
さて、その講演会でもお話にでた、
2000年に厚生労働省により始められた第三次国民健康づくり運動「健康日本21」について。
その中で、「栄養・食生活」分野では「野菜の摂取量の増加」を目標に掲げています。
一日必要なお野菜は、350g以上。
今の日本人の野菜平均摂取量の現状は、(成人女性の場合)
20-29歳 220g
30-39歳 215g
40-49歳 230g
50-59歳 275g
60-69歳 295g
70-79歳 260g
と以前書きましたが、
講演会では、日本人の野菜平均摂取量は、1日1人当たり約280gとおっしゃっていました。
ところで、がんや心疾患系の病気が非常に多かったアメリカのお話ですが、
30年前の1979年に「ヘルシーピープル」を提案しています。
その中で「5 a day」という言葉通り、1日5皿(1皿70gとして)以上の野菜や果物を摂取することで、
最終的に、1日350gを野菜摂取量の目標値にしました。
ただ「1日350gの野菜を摂取しましょう」というのではなく、
具体的にわかりやすい指針があるのは、さすがアメリカ
※アメリカの1日野菜摂取量350gは、30年前の当時、
がんや心疾患が少なかった日本人の食生活をモデルにしたとのことです。
今では、「がん(大腸がん)」「循環器病」などの予防には、
野菜に含まれる抗酸化物質の有用性は、知られてきていますが・・・
本当に、昔の日本食って素晴らしい
アメリカでは実際に、食生活が少しずつ見直されて、
ガンの死亡率も、食事と深くかかわる大腸ガンや乳ガン、前立腺ガンなども減り、
心筋梗塞も3分の1まで減少しているといいます。
講演会では、平均的な日本人が不足している60~70gの野菜を補う方法として、
アメリカに習って、1日の食卓の中で、お野菜の料理をあと一皿追加しましょう。
スーパーに行ったら、お肉やおやつを買う前に、あと一皿分のお野菜を買うように!
とわかりやすい目安を教えて頂きました。
さて、日本でこの「健康日本21」運動は、どのくらい広がっているのでしょうか?
・・・私も言葉だけで具体的なことは何も知りませんでした
2000年にこの運動を掲げて、2010年まで展開されるようですが、
中間報告では、野菜の摂取量も減少して、年々不健康になっているデータも多々あるとか。
大切な国のお金を使ってのプロジェクト、もっと効果が現れますように・・・
お題は、「健康と医療」
結論は、一言。
健康は自分で守ること。
前に「健康情報番組に惑わされないために・・・」と題して記事でも書いたことがありましたが、
中原先生も、「健康になるには、健康情報番組を見ないこと!!」といっておられました
さて、その講演会でもお話にでた、
2000年に厚生労働省により始められた第三次国民健康づくり運動「健康日本21」について。
その中で、「栄養・食生活」分野では「野菜の摂取量の増加」を目標に掲げています。
一日必要なお野菜は、350g以上。
今の日本人の野菜平均摂取量の現状は、(成人女性の場合)
20-29歳 220g
30-39歳 215g
40-49歳 230g
50-59歳 275g
60-69歳 295g
70-79歳 260g
と以前書きましたが、
講演会では、日本人の野菜平均摂取量は、1日1人当たり約280gとおっしゃっていました。
ところで、がんや心疾患系の病気が非常に多かったアメリカのお話ですが、
30年前の1979年に「ヘルシーピープル」を提案しています。
その中で「5 a day」という言葉通り、1日5皿(1皿70gとして)以上の野菜や果物を摂取することで、
最終的に、1日350gを野菜摂取量の目標値にしました。
ただ「1日350gの野菜を摂取しましょう」というのではなく、
具体的にわかりやすい指針があるのは、さすがアメリカ
※アメリカの1日野菜摂取量350gは、30年前の当時、
がんや心疾患が少なかった日本人の食生活をモデルにしたとのことです。
今では、「がん(大腸がん)」「循環器病」などの予防には、
野菜に含まれる抗酸化物質の有用性は、知られてきていますが・・・
本当に、昔の日本食って素晴らしい
アメリカでは実際に、食生活が少しずつ見直されて、
ガンの死亡率も、食事と深くかかわる大腸ガンや乳ガン、前立腺ガンなども減り、
心筋梗塞も3分の1まで減少しているといいます。
講演会では、平均的な日本人が不足している60~70gの野菜を補う方法として、
アメリカに習って、1日の食卓の中で、お野菜の料理をあと一皿追加しましょう。
スーパーに行ったら、お肉やおやつを買う前に、あと一皿分のお野菜を買うように!
とわかりやすい目安を教えて頂きました。
さて、日本でこの「健康日本21」運動は、どのくらい広がっているのでしょうか?
・・・私も言葉だけで具体的なことは何も知りませんでした
2000年にこの運動を掲げて、2010年まで展開されるようですが、
中間報告では、野菜の摂取量も減少して、年々不健康になっているデータも多々あるとか。
大切な国のお金を使ってのプロジェクト、もっと効果が現れますように・・・
2007年01月24日
健康情報番組に惑わされないために・・・
最近の我が家の朝食に小魚が増えました。
理由は簡単。
毎朝1パック食べていた納豆が、
特売の日でも安くならず、買いだめ保存していた納豆が切れてしまったため・・・。
節約主婦としては、いつもより高い値段で納豆を買うことに、
抵抗があります。
あるある大辞典の番組打ち切りと27年支えてきた花王のスポンサー辞退で、
この納豆高値も、そろそろ落ち着いてくれるかな?
テレビで「○○が良い」というと次の日のスーパーは、○○が売り切れます。
今日は、そんな健康番組の情報について。
以前、寒天が良いという時期ありました。
確かに寒天には、食物繊維を多く含み、とてもよい食品です。
あの時期は、本当に寒天が手に入らなかったですね。
体に良い寒天を買うなら、無漂白の国産をオススメします。
寒天が良いというだけで漂白した寒天を買っていても効果は半減してしまいます。
また、寒天を食べると、お腹で膨らみます。
食事で取った水分が胃の中で寒天に吸収されます。
夏の暑い時期、寒天を摂り過ぎると・・・・脱水症状を起こす可能性もあります。
テレビでは、正しい情報を流します。(あるある大辞典ではねつ造でしたが・・・)
また、スポンサーが必ず付いているものですので、良いことばかりを並べます。
食べるときに注意をしなければいけないこと・欠点などは、
最後にテロップで流すだけ・・・・・なんてこともあります。
そこで、健康情報番組に惑わされないための判断基準を1つご紹介します。
簡単です。
「その食べ物は、日本古来から食べられてきた食べ物かどうか?」
身土不二という言葉どおりに、身体と土地とは二つにあらず、
日本人が本来食べるべきものは、日本で採れるその季節ごとの食べ物です。
この事を基本に考えて、健康番組を冷静に見てみて下さい。
食べ慣れた食材で、なおかつ旬である食材なら少量を食生活に取り入れて、
そうでないものは、よく考え調べられてから取り入れるのがよいと思います。
納豆も寒天も、とても体に良い食べ物です。
しかし食べすぎは、逆に悪影響を及ぼします。
毎日、少量、バランスよく摂取することが何より大切です。
情報に惑わされず、理解する知識や知恵がほしいものです。
そんな賢い主婦を努めたいと思います。
早く納豆の特売が始まってほしいと思うkittenでした。
理由は簡単。
毎朝1パック食べていた納豆が、
特売の日でも安くならず、買いだめ保存していた納豆が切れてしまったため・・・。
節約主婦としては、いつもより高い値段で納豆を買うことに、
抵抗があります。
あるある大辞典の番組打ち切りと27年支えてきた花王のスポンサー辞退で、
この納豆高値も、そろそろ落ち着いてくれるかな?
テレビで「○○が良い」というと次の日のスーパーは、○○が売り切れます。
今日は、そんな健康番組の情報について。
以前、寒天が良いという時期ありました。
確かに寒天には、食物繊維を多く含み、とてもよい食品です。
あの時期は、本当に寒天が手に入らなかったですね。
体に良い寒天を買うなら、無漂白の国産をオススメします。
寒天が良いというだけで漂白した寒天を買っていても効果は半減してしまいます。
また、寒天を食べると、お腹で膨らみます。
食事で取った水分が胃の中で寒天に吸収されます。
夏の暑い時期、寒天を摂り過ぎると・・・・脱水症状を起こす可能性もあります。
テレビでは、正しい情報を流します。(あるある大辞典ではねつ造でしたが・・・)
また、スポンサーが必ず付いているものですので、良いことばかりを並べます。
食べるときに注意をしなければいけないこと・欠点などは、
最後にテロップで流すだけ・・・・・なんてこともあります。
そこで、健康情報番組に惑わされないための判断基準を1つご紹介します。
簡単です。
「その食べ物は、日本古来から食べられてきた食べ物かどうか?」
身土不二という言葉どおりに、身体と土地とは二つにあらず、
日本人が本来食べるべきものは、日本で採れるその季節ごとの食べ物です。
この事を基本に考えて、健康番組を冷静に見てみて下さい。
食べ慣れた食材で、なおかつ旬である食材なら少量を食生活に取り入れて、
そうでないものは、よく考え調べられてから取り入れるのがよいと思います。
納豆も寒天も、とても体に良い食べ物です。
しかし食べすぎは、逆に悪影響を及ぼします。
毎日、少量、バランスよく摂取することが何より大切です。
情報に惑わされず、理解する知識や知恵がほしいものです。
そんな賢い主婦を努めたいと思います。
早く納豆の特売が始まってほしいと思うkittenでした。