2022年07月17日

森林と樹木とSDGs講座 【森林ヨーガ】

去る7月3日(日)、ふくしま県民の森 フォレストパークあだたらにて、
『森林と樹木とSDGs講座』 第4回「森林ヨーガ」を担当させて頂きました。

この講座は、里山の魅力と木の持つ心身へ働きかける力を体験して頂くと共に、
●森の木を使う事が森を生かすこと、
●循環型社会をつくること、
●環境保全への貢献力(地球温暖化抑制)まで繋がること、
を伝えたいという想いで実施されています。 
(KUMIKOホームぺージより引用抜粋)

福島県に嫁いで来て、早17年。
ふくしまの森、豊かな自然に癒され、守られ、生かされていると感じる日々。
~森を生かし、森を守る~これからの時代、非常に大切な事と思います。

今年で10年連続となるこの講座の主旨に大変感動し、共感し、
この度、有難いご縁により第4回<森林ヨーガ>を担当させて頂きました。

ヨーガを行った森林学習館は、建物の中ではありますが、
建物自体は、生い茂る森林の中にあります。



よって、窓の外の緑は、太陽の陽射しを受けて、生き生きと鮮やかに、
全開した窓からは、この森に溢れるフィトンチッド(癒しの香り)、
自然界に遍満するプラーナ(生命エネルギー)が、
そよ風に乗って、身体を包み込んでくれるようでした。



ゆったりとしたヨーガで身体の緊張をほぐし、歪みを調え、
大自然の中で行う深~い呼吸で、自律神経を調え、
最後に眼を閉じ瞑想にて、心を穏やかに・・・・。



自然の美しさ、尊さ、生かされているこの命に感謝をして、
2時間の森林ヨーガを皆様と過ごさせて頂きました。



太陽の恵み、大自然の愛を心身いっぱいに受取ることができました。
今この写真を見ても、うっとりするほど、緑が美しいふくしま県民の森です♪

ご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。
毎日のヨーガが、身体を健康に、心を平安に導いて下さいますように・・・
そして、世の中すべてが平安でありますようにお祈りしております・・・ナマステ☆彡


【参考】
『森林と樹木とSDGs講座』の内容が非常に詳しく掲載されております。
第1回 <早春の里山へ春の妖精に会いに行こう>
第2回 <新緑の里山で木々の芽吹きを見よう>
第3回 <森林セラピーで免疫力をアップしよう>
第4回 <心も身体も喜ぶ、幸せなひと時を森林ヨーガで体験>
第5回 <生き物、樹木・森林、環境について学ぼう>
第6回 <千年の森からパワーをもらおう>
第7回 <森の命の巡りを見ようⅠ>
第8回 <森の命の巡りを見ようⅡ>
第9回 <地場産材による循環型の建築とSDGsについて知ろう(仮題)>
  


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2021年06月06日

国際ヨガデー

穏やかな休日の昼下がり、いかがお過ごしでしょうか。

この土日は、ヨーガ禅オンライン講座第二回の配信期間中でしたので、
空いている時間はすべてオンライン受講しております。

井上信男先生の優しいお声。
「日頃のヨーガをご一緒に」と穏やかな口調で話されて、
四原則を大切に、身体への気づきを感じ取るヨーガの内なる世界に導かれていく時間です。

好きな場所で、快適な空間で、好きな時間に合わせて、受講できるオンライン。
ありのままの身体の感覚を感じ取る、この上ない至福の時間です。

新しい生活様式になりつつある今ですが、このように新たにヨーガを学べる環境も増え、
本当に有難い日々を過ごさせて頂いております。


さて、今月は国際ヨガデー(6/21)にあわせたオンラインイベントがございますので、
今日はそのご紹介です。

国際ヨガデーとは、
世界中のヨーガ好きな方が、ヨーガを通じて繋がり、全ての平和を祈るお祭りです。
2014年、インドのモディ首相が国連で提唱し、177ヶ国の賛成を経て制定されました。

「第1回国際ヨガデー」は、2015年6月21日。
NY、Pari、ロンドン、北京、ニューデリーなど世界190か国で開催され、
ヨーガの輪が、毎年、世界中に広がっています。

2015年に参加した一泊二日のリトリートが『国際ヨガデー』制定に関連したイベントとして、
インド大使館より承認されたものでした。

内容は、「梵我一如」のお話だったのですが、
私達が偏見を持たず、プライドとエゴを持たなければ、
身近な物全てがグル(先生)となる、
全てが霊性の事と結び付けていくことが出来るというお話でした。
今でもそのお話は、事あるごとに、私に気付きを与えてくれています。
その時の記事は、こちら


話は戻りますが、今年の国際ヨガデーイベントのオススメは、
【国際ヨガデー関西】が主催する6/20(日)11時〜12時の無料1000人ヨガ。
天空の聖地である世界遺産・高野山から配信されます。



このブログでも神社仏閣巡りを度々投稿しておりますが、
その中でも高野山参拝は、非常に心が清められる厳かな思い出として記憶に残っています。

今回のオンラインイベントでは、ヨーガのみならず、高野山エクスペリエンスとして、
なんと阿字観瞑想(以前体験した時の記事)まで配信下さるというので、
本当に楽しみにしています。



その他、【国際ヨガデー関東】主催のヨーガとアーユルヴェーダの講座もございます。

どちらの団体もボランティアで運営されていらっしゃって、
ヨーガを愛する人々の慈愛を強く、そして尊く感じます。

ご興味ある方は、ぜひ、ご一緒にオンラインで繋がりましょう♪

今月もヨーガで心身共に健康に、世の中の平安を祈って過ごしたいと思います。

ナマステ  


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2021年03月11日

1年で一番神聖な夜「マハー・シヴァラートリー」

震災10年目の今日は、
インドの暦では、「マハー・シヴァラートリー」ということを早朝に知りました。

「シヴァラートリー」は毎月、満月から13日夜/14日目にあたる(新月に変わる境目)「吉兆の夜」という意味です。
特に、2021年3月11日の「シヴァラートリー」は、「マハー・シヴァラートリー」とされ、
1年で一番神聖な夜として一晩中お祈りを捧げる一日だそうです。

そんなお祈りをする日としては最適な日が、
震災後10年という節目の日に重なり、
午前中は御縁のある方々とご一緒にヨーガを学びあうことが出来ました。

世の中の平安を思い、内なる静けさを味わいながら、
ヨーガを行える環境に、ただ有難いと感じます。

さて、ここで、
私が属しております日本ヨーガ禅道友会でのオンライン講座が開催されますので、
ご紹介します。

オンデマンド配信ですので、ZOOMのアプリのダウンロードも必要ありません。
期間中であれば、いつでも何度でも視聴できます。

今回、講座を担当される先生方は、
毎年、滋賀県の西教寺での夏期研修会で行法指導を担当下さっている先生です。

以前に夏期研修会に参加した時の記事は、こちら

年に一度しかない貴重な学びの機会である夏期研修会も、
去年は、コロナ禍のため、中止となってしまいました。

毎月の県外(主に都内)へのお勉強会参加が出来なくなってしまった今、
このようなオンライン講座で自宅で学びを続けられる事に感謝です。

心の清澄を目指すヨーガ。
自己の内なる静かな世界と繋がるヨーガをこれからも深めていきたいと思います。

穏やかな太陽の恵みを感じられた今日の昼下がり14時46分。
全てに感謝と平安のお祈りをして過ごしました。

世界中の平安へのお祈りの波動が、ますます大きな力となる一日となりますように。
夜も瞑想をして、心静かに清らかにヨーガの教えと共に過ごしたいと思います。

201703ウッタラカーシー1
バギラティ川(ガンジス川の源流)
2017.03 ヨーガ研修インドにて撮影
  


Posted by kitten at 17:25Comments(0)ヨーガ(ヨガ)

2020年03月07日

新型コロナウィルス感染予防

大変ご無沙汰しております。
ブログの更新が2年近く滞っておりましたが、
毎日元気に、心豊かな郡山ロハス生活を過ごさせて頂いております。

ヨーガの活動も、御縁のある清らかな皆様と共に学び深め歩んでおります。

最近の状況において、ヨーガを学んでいる者としては、
以前にご紹介したヨーガの浄化法として古くから伝わる鼻うがい「ジャラ・ネーティ」を、
起床時や帰宅時に、積極的に取り入れています。

また、質素で栄養のある食事・睡眠・ヨーガ・瞑想など、
今出来る事を大切に、
今を受け入れて、
一日一日を丁寧に過ごしていきたいと思います。

少し前、中国武漢のお空は昨年に比べると、とてもきれいになり、
二酸化炭素の排出量が減ったとのニュースを耳にしました。

目に見えない小さなウィルスが、
人間の自然を無視したわがままな生き方を是正し、
大きな地球を守っているような気さえしてしまいます。

遥かなる大自然によって、ただ生かされている今この時を、
広く大きな目で謙虚に見つめていきたいと思います。


最後に、「新型コロナウィルス感染予防」に関する情報です。
もう20年以上毎日嗜食している「玄米酵素」様より
池田和子先生(内科医・産業医)のメッセージが届きましたのでご紹介します。
ご参考頂けましたら幸いです。

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感染予防について 池田和子(内科医・産業医)

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が、
令和2年2月に入ってから感染事例が増えてきています。
これまでに発症例のない新型のウイルスであるため、
不安を感じてしまうのはやむを得ないことです。

そのような状況においても予防の基本は手洗い・うがいです。
手洗いは親指もしっかり、そして爪の間もこの時期は意識して洗いましょう。
(親指は片方の手でしっかり握って洗います)

うがいはガラガラと喉をうがいする前にまず口腔内をゆすいであげます。
それから上を向いて喉をうがいしてあげましょう。

ウイルスは吸気とともにカラダに侵入してきます。
インフルエンザの検査は、鼻の奥に長い綿棒を入れて擦り、それを試薬に反応させます。
鼻の奥は上咽頭といい、そこにウイルスがついてしまいます。
口をうがいするならば、鼻もうがいすることをお勧めします。
鼻うがいです。
生理食塩水(0.9%濃度の食塩水。一度煮沸させた精製水500mlに5gの塩と、あれば2.5gの重曹を混ぜます)
で行うと体の浸透圧と同じなので痛くありません。

ウイルス疾患に限らず、病気の予防は免疫力を高めることが大切です。
ストレスがかかると免疫力が下がってしまうことは周知のことです。
ストレスを全くなくすことは難しいですが、
免疫力を上げてストレスに負けない体を作ることは可能です。

この時期は意識して抗酸化作用のある食材を摂取することも予防になります。
抗酸化作用のあるビタミンの代表がビタミンCです。
ビタミンCは午後に回数を分けて摂るとその後の血中濃度を維持するというデータがあります。
私は天然素材のビタミンCを2-3時間おきに2-3回摂取しています。
また併せて玄米発酵食品も摂取し、予防に努めています。
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一日も早い終息をお祈り申し上げます。
全てが平安でありますように☆彡  


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2018年03月19日

伊勢神宮観光『猿田彦神社』『神宮農業会館』『神宮徴古館』

(2017年9月にお伊勢参りに訪れた時の備忘録です。)

最後は、伊勢神宮の観光編


まずは、『猿田彦神社』
猿田彦大神は、ものごとの最初に御出現になり、
万事最も善い方へ"おみちび き"くださる大神です。

写真は、境内にある、さるめ神社。

お稽古事を上達させてくれる神社なのだそうです。
ヨーガの道をずっと歩ませて頂けますように・・・♪



次に、『神宮農業会館』
明治24年創設された日本初の産業博物館。
設計は、迎賓館・赤坂離宮で有名な片山東熊(かたやま とうくま)氏。


続いて、『神宮徴古館』
明治42年に開館。
遷宮で撤下された御装束神宝などを展観している博物館。
こちらも設計は、片山東熊氏。



上記二つの博物館は、別宮『倭姫宮』が鎮座されている倉田山にあります。
綺麗な青空をバックに、なんとも優雅な歴史的建築物。

倉田山は、「倭姫文化の森」と言われているように、
『倭姫宮』を取り囲むように文化施設が集中している緑豊かな土地でした。

祈りを捧げるために、大昔から全国各地から多くの方々をお迎えしてくれるお伊勢さん。
伊勢市全体が、良いエネルギーを放っていたように思います。

最後は、食べる事が大好きなkitten家。
ご当地グルメの伊勢うどんと赤福も、しっかり頂いてきました♪





身も心も、大満足な、人生初のお伊勢参りでした。
全てに感謝。ありがとう。旦那様icon06  


Posted by kitten at 13:01Comments(0)伊勢神宮

2018年03月18日

伊勢神宮別宮『月読宮』『月夜見宮』『倭姫宮』

(2017年9月にお伊勢参りに訪れた時の備忘録です。)

お伊勢さんの別宮について、
以下、神宮司庁の神域案内図より引用します。

伊勢神宮の正式名称は「神宮」といい、
宇治の五十鈴川の川上にある皇大神宮(内宮)と、
山田原にある豊受大神宮(外宮)の両大神宮を中心として、
14の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。
「神宮」はこれら125の宮社の総称でもあります。

今回は、3つの別宮を御参りしてきました。

『別宮・月読宮(つきよみのみや)』には、内宮の別宮が4宮ご鎮座しています。



天気よく、気候よく、誰もいないこの参道の気持ちよさ、清々しさは、忘れられません。


①月読宮 天照大神の弟神・月読尊(つきよみのみこと)をおまつりしています。
月の満ち欠けを教え、暦を司る神様です。
②月読荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)
③伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)
④伊佐奈弥宮(いざなみのみや)


この、『月読宮』、純粋に好きだなぁと感じました。



『別宮・月夜見宮(つきよみのみや)』
月夜見尊(ゆきよみのみこと)と、
月夜見尊の荒魂(あらみたま)をおまつりする外宮の別宮です。


宿泊したホテルから歩いていける距離でしたので、早朝6時の御参り。
朝一番に御参り出来る幸せ、有難いです。




『別宮・倭姫宮(やまとひめのみや)』

内宮の別宮で、天照大神の御杖代(みつえしろ)となって、
皇大神宮ご創建にご功績のあった倭姫宮をおまつりしています。
お祭りをはじめ、摂社・末社・御料など神宮の基礎を定められました。


こちらの参道も、空気がキラキラ輝いていました。


そして、黄金の小鳥が、優しくお迎えしてくれました。


伊勢神宮観光へつづく


  


Posted by kitten at 15:58Comments(0)伊勢神宮

2018年03月17日

伊勢神宮『外宮』『内宮』

去る2017年9月、我が旦那様の日頃の頑張り(趣味)によって、もたらされた出来事。

実は、伊勢神宮へ参拝する機会に恵まれました。
出雲大社高野山と同様、いつかご縁があればと祈っていましたが、
こんなに早く実現するとは・・・感激でした。

仕事をしながら、真面目に、コツコツ、趣味も頑張る姿に、感謝、感謝です。
ありがとうicon06旦那様face02

私達は、お互い別々の趣味を通じて、
同じ趣味の「神社仏閣巡り」にたどり着く夫婦のようです。

この世の世界は、巡り巡って根本では全てが繋がっていて、本当に面白いです。


簡単な風景写真と共に、備忘録として綴っていきます。

お伊勢まいりは、外宮から・・・・という事で、
まずは、『豊受大神宮(とようけだいじんぐう)=外宮(げくう)』

天照大神のお食事を司る神の豊受大神(とようけのおおみかみ)をおまつりしています。

はき清められた玉砂利の道を踏みしめるたびに、不思議と清らかな気持ちになります。





参拝されている方も多くいらっしゃるのですが、
人の多さよりも、神聖さの方が勝っている、そんなふうに感じました。


そして、『皇大神宮(こうたいじんぐう)=内宮(ないくう)』
皇室のご祖神・天照大神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする、日本で最も尊い御宮です。
2000年の時を超えて、五十鈴川の川上にある千古の森に囲まれています。

宇治橋からみた五十鈴川。
この橋を渡ると、もう別世界。


こちらも、玉砂利を一歩一歩踏みしめる度に、
清らかさが向こうから自分の内側にやってくるような感覚でした。


帰りの宇治橋からは、白鷺が見送って下さいました。


こころ安らかな時間。
千古の森に、こころを洗われる時間・・・・ 別宮につづく  


Posted by kitten at 13:42Comments(0)伊勢神宮

2018年03月12日

ヨーガの歴史

震災後7回目の3月11日、昨日は平安を祈り、瞑想をして過ごしておりました。

未だに不安やストレスを感じる時もありますが、
そんな時には、ヨーガの教えが心の大きな支えになってくれています。

201703リシケシガンジス

世の中は、常に変わり続けていること、
この変わり続ける中に、変わらない不変的な物を探していく事が、
ヨーガの道なのかなと感じつつあります。

5000年とも言われるヨーガの歴史。
ヨーガの哲学や理論の学びを進めていくと、
インドの伝統思想(ヒンドゥ思想)にまで、自然とさかのぼる事となります。

このヒンドゥ思想の大本にあるのが、
数千年前に発見された『ヴェーダ』という聖典。

それは、世界中のいかなる聖典よりも古く、
宇宙から授かった真理の教えが説かれているとされています。

『ヴェーダ』を発見し、真理を悟った幾百のリシ(インド人の予言者・聖仙)達によって、
口頭で伝えられてきました。

この幾百のリシ達が、名前ではなく、真理のみを純粋に伝え続けてきたという事実は、
とても興味深いと感じています。

自分が何者かを知り、真理を悟った方々は、
自分の名を後世に残そうなどという気持ちは持っていなかったようです。

真理を悟った方々にとっては、名声や富などは、とても小さな事なのかもしれません。

現在も、インドのスワミジ(お坊さん)は、
名前も家族も家も仕事も全てを放棄し、修行の道(出家)に入られるようですが、
その中には、素晴らしいキャリアをお持ちだった方もおられるとよくお聞きします。

本物の教えの伝導というのは、実に純粋な形で受け継がれていかれるように感じます。



ここで、私が勉強している本を、2冊ご紹介します。

『ヨーガの宗教理念』佐保田鶴治著



この本の中で、

「19世紀から20世紀にかけて、インドには目覚ましい宗教的ルネッサンスが起きた。
(中略)
多くの宗教的偉人が輩出したが、最もかがやかしい光を放ったのは、
ラーマクリシュナ、ヴィヴェーカーナンダ、ラーマナ・マハリシの三人の聖者である。
これらの聖者はいずれもヴェーダンタ・ヨーガの強力的な実践者であり、体現者であった。」

と書かれています。

上記のヴィヴェーカーナンダがラーマクリシュナの伝えるヴェーダンタ思想の伝導を目的に、
設立した団体がラーマクリシュナミッション協会です。
その日本支部である「日本ヴェーダンタ協会」が発行している本に
『ヒンドゥイズム』があります。



百科事典的な扱いを要するともいわれる難解で複雑なインド伝統思想を、
わかりやすくまとめられていると感じます。

この協会では、毎月、東京のインド大使館にて、
会長であるメーダサーナンダジがお勉強会を無料で開催されていますが、
ホームページでは、その内容(資料や音声)を無料でダウンロード出来ますので、
自宅のパソコンで、『バガヴァット・ギーター』や『ウパニシャッド』を学ぶ事が出来ます。

聖典では、ヴェーダの教えを説いてお金を頂く事は、
ウパ・パータカ(罪)とお話しされていました。


計り知れない悠久の時を超えて、先人達が純粋な形で伝え残してくれたこの大切な教えを、
真摯な態度で、謙虚に学び続けたいと思います。合掌。
  


Posted by kitten at 19:48Comments(0)ヨーガ(ヨガ)

2017年09月02日

鼻で行う「深い呼吸」

こんにちは。

今日は台風の影響で大雨の予報でしたが、
午後には太陽が顔を出して下さり、
なんだかサプライズプレゼントを頂いたような有難い週末を迎えたkittenです。


今回は、最近特に感じている「呼吸」の大切さをテーマにしてみます。

ヨーガの体操を始める時には、
まずは背骨を伸ばして、深い呼吸から始めます。

ヨーガの体操をしていない日常の生活の中でも、
一日に数回、深い呼吸を行う時間を持つようにしています。

座っていても、横になっていても、立っていても、出来ます。
姿勢を正して、背骨をまっすぐに伸ばして、心を静めます。

生かされている今、この瞬間に感謝をして、
呼吸ができる喜びを感じながら、
静かに、丁寧に、呼吸に集中し、深めていきます。

しっかり鼻で吐いてから、
たっぷり鼻で吸う。

ほんの数分、それだけで、それだけなのですが、
なんとなくざわついていた心が落ち着く、
頭がすっきりする、
手先がぽかぽか温かくなる・・・・等

身体に生まれてくる感覚は、その日その時、身体の状態によって様々ですが、
その都度、良い方向へいざなってくれる事は、必ず感じています。


呼吸は、神経にも密接に関係しています。

ちょっと説明すると、
吐く息は副交感神経に刺激が与えられ、リラックスへと導き、
吸う息は、交感神経に刺激が与えられ、活動的へと導いてくれます。

副交感神経と交換神経を交互に刺激する事で、
自律神経が調えられて、リラックス時と活動時に必要な神経バランスが調和されて、
今の自分に優位な神経が働いてくれます。

つまり、リラックスしたい時(就寝時など)は、副交感神経が優位に働いてくれ、
活動的に動きたい時は、交感神経が優位に働いてくれるようになります。

難しく書きましたが、
要は、深い呼吸によって、身体の神経のバランスが調えられてきます。
心のバランスも、身体の健康へも導いてくれるのです。


深い呼吸のポイントは、2つ。

①背骨をまっすぐに伸ばす
②しっかり鼻で吐いて、そして、たっぷり鼻で吸う

呼吸が出来るという事は、
今生きている証拠。

今この瞬間を生きている事への尊さ、
呼吸に意識を向けられる幸せ、
そんな幸福感に包まれて、静かに坐っていると、
沢山の身体の声が聞こえてきます。

ちょっとブレイクタイムに、
「深い呼吸」という選択肢、ぜひ入れてみてください。

人間という形で生命を頂けた奇跡、神聖なお身体の声を感じられるはずです。


※口呼吸について・・・
空気には、小さなゴミや細菌も含まれています。
鼻呼吸では、鼻にある繊毛によって、それらが押し出されます。
しかし口呼吸では、それらを直接身体に取り込んでしまうため、
感染症、アレルギー、免疫力の低下等、さまざまな病気の原因になると言われています。
普段から鼻呼吸をされる事をオススメします。  
タグ :呼吸鼻呼吸


Posted by kitten at 16:30Comments(0)ヨーガ(ヨガ)

2017年03月12日

半身浴

おはようございます。

いつもご無沙汰なブログにお付き合い下さいましてありがとうございます。


今日は、乙女座の満月。
満月の時刻は、23:55です。

満月の浄化パワーにあやかって、昨日から半日断食を決行し、
今日は早朝から半身浴にて、身体のデトックスを楽しく実行中!!!

穏やかな週末、身体を整えて、今日も幸せな一日にしていきたいです。


という事で、今日のお題は「半身浴」

やり方
①少しぬるめの湯(38度ぐらい)に、半身をゆっくり浸かります。(みぞおちぐらいまで)
 手はお湯の中に入れない事がポイント!

②時間は、上半身に汗がでてくるくらいが目安。
季節や体質によって、個人差があるので、湯温は適度に調整します。

今の時期だと、湯温を40度近くまで上げながら様子を見ます。
また、上半身が寒い時は、タオルなどをかけたりしますが、
半身がお湯に浸かっている部分は、お風呂の蓋を活用して、
できるだけ湯温が冷えないようにすると、追い炊きも少なくて済むので経済的に感じます。

そして、気分によって、お気に入りの入浴剤を入れて薬草風呂にしたり、
精油を入れたりして、半身浴タイムを楽しみます。

ちなみに、今日のお気に入りの入浴剤は、「智光(霜鳥研究所)」
あいかわらず、こだわりまくった生薬配合薬用入浴剤。
キュウレイコンを常用している方なら、この入浴剤の良さ、すぐに感じるかもしれません。
成分は、オウバク、トウキ、センキュウ、チンピ、ショウキョウ、トウガラシ。


さて、話は戻って、
湿気の多い日本では、しっかり汗をかいて余分な水分を身体の外に出す事が必要です。

余分な水分とは、いわゆる「水毒」で、冷え症やアレルギー、婦人科系の病気の原因とも言われています。


今日は、満月の浄化パワーに有難く助けて頂きながら、
冬にため込んだ毒素・日々のストレスを、半身浴でデトックスしてみては、いかがでしょうか。

厳密に半身浴という形にしなくても、
ゆっくりお湯に浸かるだけでも、きっと身体は微笑んでくれるはずです。

心身ともに、快適で元気な身体で、新たな年度を迎えられますように・・・☆







  


Posted by kitten at 10:09Comments(0)自然医学