2018年03月12日

ヨーガの歴史

震災後7回目の3月11日、昨日は平安を祈り、瞑想をして過ごしておりました。

未だに不安やストレスを感じる時もありますが、
そんな時には、ヨーガの教えが心の大きな支えになってくれています。

201703リシケシガンジス

世の中は、常に変わり続けていること、
この変わり続ける中に、変わらない不変的な物を探していく事が、
ヨーガの道なのかなと感じつつあります。

5000年とも言われるヨーガの歴史。
ヨーガの哲学や理論の学びを進めていくと、
インドの伝統思想(ヒンドゥ思想)にまで、自然とさかのぼる事となります。

このヒンドゥ思想の大本にあるのが、
数千年前に発見された『ヴェーダ』という聖典。

それは、世界中のいかなる聖典よりも古く、
宇宙から授かった真理の教えが説かれているとされています。

『ヴェーダ』を発見し、真理を悟った幾百のリシ(インド人の予言者・聖仙)達によって、
口頭で伝えられてきました。

この幾百のリシ達が、名前ではなく、真理のみを純粋に伝え続けてきたという事実は、
とても興味深いと感じています。

自分が何者かを知り、真理を悟った方々は、
自分の名を後世に残そうなどという気持ちは持っていなかったようです。

真理を悟った方々にとっては、名声や富などは、とても小さな事なのかもしれません。

現在も、インドのスワミジ(お坊さん)は、
名前も家族も家も仕事も全てを放棄し、修行の道(出家)に入られるようですが、
その中には、素晴らしいキャリアをお持ちだった方もおられるとよくお聞きします。

本物の教えの伝導というのは、実に純粋な形で受け継がれていかれるように感じます。



ここで、私が勉強している本を、2冊ご紹介します。

『ヨーガの宗教理念』佐保田鶴治著



この本の中で、

「19世紀から20世紀にかけて、インドには目覚ましい宗教的ルネッサンスが起きた。
(中略)
多くの宗教的偉人が輩出したが、最もかがやかしい光を放ったのは、
ラーマクリシュナ、ヴィヴェーカーナンダ、ラーマナ・マハリシの三人の聖者である。
これらの聖者はいずれもヴェーダンタ・ヨーガの強力的な実践者であり、体現者であった。」

と書かれています。

上記のヴィヴェーカーナンダがラーマクリシュナの伝えるヴェーダンタ思想の伝導を目的に、
設立した団体がラーマクリシュナミッション協会です。
その日本支部である「日本ヴェーダンタ協会」が発行している本に
『ヒンドゥイズム』があります。



百科事典的な扱いを要するともいわれる難解で複雑なインド伝統思想を、
わかりやすくまとめられていると感じます。

この協会では、毎月、東京のインド大使館にて、
会長であるメーダサーナンダジがお勉強会を無料で開催されていますが、
ホームページでは、その内容(資料や音声)を無料でダウンロード出来ますので、
自宅のパソコンで、『バガヴァット・ギーター』や『ウパニシャッド』を学ぶ事が出来ます。

聖典では、ヴェーダの教えを説いてお金を頂く事は、
ウパ・パータカ(罪)とお話しされていました。


計り知れない悠久の時を超えて、先人達が純粋な形で伝え残してくれたこの大切な教えを、
真摯な態度で、謙虚に学び続けたいと思います。合掌。



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Posted by kitten at 19:48 │Comments(0)ヨーガ(ヨガ)
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